仕事・働き方

たっくーTVが教える成功術「自信は自分でつけるもの」

2020.06.6

「ラジオ配信」という独自のジャンルを開拓し、チャンネル登録者数100万人に迫る大人気YouTuber・たっくーTVさんに、やる気の源泉についてうかがいました。
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たっくーTV

1995年12月25日生まれ。福岡県出身。山口県在住。高校卒業後、お笑い芸人を目指すも、マネージャーの誘いもありYouTuberに転身。「ラジオ配信」という独自のジャンルを開拓し、現在のチャンネル登録者数は100万人に迫る。いじめの相談窓口の開設や農業活動への従事など、社会貢献も積極的におこなっている。

 

根拠のある自信


 

やる気ラボの勝部です。
本日はよろしくお願いします。

 

よろしくお願いします!

 

さっそくですが、たっくーTVさん。
人気YouTuberであるたっくーさんですが、高校卒業後はお笑い芸人を目指されていたんですよね。それはどうしてでしょうか?

 

自由な仕事がしたいと思っていたんです。
基本、仕事ってきついものじゃないですか。そういう僕の「働くこと」のイメージの中で、本当にやってみたいと思えることが、お笑い芸人か調理師以外になかったんですよ。

 

それで、お笑いコンビ「オーキードーキー」としてデビューされたわけですね。

 

でも、芸人って、僕が思っていたほど自由な世界じゃなかったんです。有名な人に命令されるならまだしも、「お前誰やねん」みたいな、そういうよくわからない人の言うことも聞かないといけなくて(笑)
そんな環境にいても何もおもしろくないし、成長もできない、そう思っていました。仕事うんぬんの前に、僕って社会人に向いていなかったんですよ。

 

では、どうしてそこからYouTuberに?

 

お笑いを始めて1年くらいたったころ、今のマネージャーに「YouTubeをやってみないか」とスカウトされたんです。
人間関係をほとんど必要としないYouTubeの世界。本当の意味で自由なんじゃないかと思って、始めてみることにしました。

 

なるほど。

 

でも、はじめは酷い状態でした。
パソコンもほとんど使ったことがなかったので、編集なんてもちろんできない。コネの一つもなければ、YouTubeもあまり見たことがない 。そんな状態からのスタートだったので、苦労するだろうなと思っていました。

 

実際はどうでしたか?

 

もちろん、つらいことがたくさんありました。
当時、できることはぜんぶやろうと必死で、自分で作った名刺を駅前で配ったことがあったんです。でも、渡したはずの名刺がその辺に捨ててあったり、YouTubeのコメント欄に「迷惑なんでやめてください」と書き込まれたり…。思い出すと、今だに胸がキューっとなることがありますね。

 

それは酷い…。

 

あとは、お金がなかったのもしんどかったですね。税金とかも、ローンで借金して納付するみたいな感じ。ジュース1本買えるか買えないか、そういう生活状態でした。

 

自由の代償は、非常に過酷な道だったんですね。

 

調理の専攻科に通う高校時代を振り返るたっくー。当時から「好きなことで生きたい」という思いが強かったのだそう

 

それでも、YouTuberを続けられた理由はなんだったのでしょうか?

 

僕、当時からビッグマウスだったんです(笑)というよりも、言うことにしていたんです。「俺は、絶対有名になる。これで絶対に成功してやる」って。
言ってしまった手前は頑張るしかないじゃないですか。そして、心の中では本当にいけるという気がしていたんですよ。

 

その手ごたえや自信は、どこからくるものだったのですか?

 

昔から、要領が良かったんです。
高校生の時も、単位を逆算したりして進級できるギリギリのところでやっていました。そうやって休みを作っては、ずっと働いていたんです。
僕は誰よりも学校や社会に適していなかったけど、誰よりも生きる能力はたけていたというか…(笑)なんとなく、生きることに対しては自信があるんですよね。

 

そうなんですね。

 

そして、マネージャーと事務所に恵まれていたのがとても大きいです。
当時まったく再生数が伸びなかった僕でしたが、マネージャーは動画のことで絶対に口を出さなかった。事務所は機材とかも全部そろえてくれて、給料も毎月出してくれていたんです。

 

えぇ!それはすごい。

 

最近、当時のことを聞く機会があったんです。マネージャーは、「君はバットとグローブを渡したら、勝手にプロ野球選手になれるような人間だと思っていた。絶対大丈夫だと思って、何も言わなかったんだ」と言ってくれて…。

 

たっくーさんに全幅の信頼を寄せていたんですね。

 

当時から、本当に信じてくれているなということを実感していました。
僕の「いけるんじゃないか」という自信も、彼らのおかげだったんだと思うんです。一人だけだったら、自分のことを疑っていたと思いますからね。

 

自分を信じて支えてくれる人たちの存在は、非常に大きいものなんですね。

 

 

 

たどり着いた
成功の道


 

たっくーさんはこれまで、YouTubeで100万人近くのチャンネル登録者を獲得してきました。ここまで成功できた理由を、ご自身ではどうとらえていますか?

 

有名になれたのは幸いなことですが、いきなり宝くじが当たったという感覚ではないんですよ。まったく伸びなかった最初の1年があったからこそだと、僕は思っています。

 

それは、どんな1年だったのでしょうか?

 

その1年間は、毎日自分一人で12時間~14時間くらいパソコンに向かって、成功する方法を考えて勉強していました。できなかったことや目標などを、ひたすら一つひとつ紙に書きだしていったんです。

 

すごい根性…。

 

それを繰り返していると、昨日の自分より今日の自分が上手になっていることを実感できるようになるんです。編集もアイディアも、まったく知らなかったYouTuberの名前さえも、繰り返しているうちに次々と覚えられていく。そういう感覚がたまらなく楽しいんですよ。

 

そして、その試行錯誤の時間が、たっくーさんの「ラジオ配信」という新たな動画スタイルの確立につながっていくのですね。

 

そうです。「ラジオ配信」は、この1年の期間を経て、ようやくたどり着いた道でした。
事務所に「もしこれがうまくいかなかったら2カ月でやめる。だから、もう少しお金を出してほしい」と頼み込んで始めたんです。ラジオに関しては、絶対的な成功の自信がありましたから。

 

努力に裏打ちされた自信。
しかし、なぜ実写を封印してまで「ラジオ」を選んだのでしょうか?

 

誰もやっていない新しいことをやる。
それがYouTubeで成功できる秘訣だということを、1年かけて理解したんです。

 

新しいこと…?

 

ここで「新しいこと」というと「これまで誰もやっていなかったこと」って聞こえると思うんですけど、実際はそうじゃない。「新しいこと」は、「今あるものの中で、誰もやっていないことを選択する」といういうことなんです。

 

たとえば「包丁を研ぐ」だけのYouTuberさん。包丁を研ぐっていうのは、誰もが日常的にやっている行為なんですけど、YouTube上でやっている人は誰もいないじゃないですか。そこがポイントだったんですよ。

 

なるほど!それが、たっくーさんの「俺が先」へのこだわりだったのですね。

 

 


社会貢献は
自分のため


 

話は変わりますが、たっくーさんは「いじられキャラ」としてもファンの間で人気があります。実際、いじられるのは嫌だなと感じることはないのですか?

 

嫌というより、むしろありがたいですね(笑)
昔から、いじられることはおいしいことだと思っているんですよ。たとえば、全校集会とかで怒られた時も、常に「次、自分が面白いことを言えば笑いが取れるかも」って思っていました。今もいじられると、「動画のネタにしてやろう」とか、そういう意味でおいしいと思っています。

 

どうして、そのように思えるのでしょうか?

 

自分に余裕があるからじゃないでしょうか。
もし今いじられて嫌だなって思っている人は、 心に余裕を持って、ちょっとおもしろいことを返してみるといいですよ。

 

余裕を持つんですね。

 

だって、いじってくる人は何も考えていないんですから。そこで本気で怒ってしまうよりも軽くあしらってやることの方が、よっぽど自分の今後の人生のためになると思うんです。

 

確かにその通りですね。何も考えていない人の言葉を真に受けて、傷ついてしまうのもバカバカしい気がしてきました。

 

 

たっくーさんはTwitterでいじめ相談窓口のアカウントを作成したり、山口県で農業活動をおこなったりするなど、積極的な社会活動もおこなわれています。これはどうしてでしょうか?

 

これは正直、自分のためにやっているんです(笑)

 

え?

 

だって僕一人がやったところで、世の中がよくなることなんて絶対にないじゃないですか。僕一人が募金をしたところで、僕一人が誰かの相談を聞いたところで、なにも変わることなんてないんです。
でもそう考えて、まったくやらない人がほとんどなのも事実なんですよ。

 

確かに…。

 

でも、そんな社会の中で「俺はやっているよ」って言えるから。「ほかの人達よりも頑張っているよ」って、自分に言い聞かせられるじゃないですか。それが自分の生きるモチベーションにもなっているんですよ。
社会のためというよりも、 自己啓発的な意味合いの方が強いんです。

 

潔いというか、すがすがしいというか…。たっくーさんのお話を聞いていると、自信は「つくもの」ではなく、自分で「つけていくもの」であるということを改めて感じます。

 

それでは最後になりますが、「やりたいことがみつからない」「やる気が出ない」といった悩みを抱えている読者のみなさんに向けて、夢に向かって頑張るためのアドバイスをお願いします。

 

「やりたいことがみつからないんですよ」って言っちゃう理由は、やりたいことは見つかるものだって頭の中で思っているからじゃないですか。でも、やりたいことって、きっとそんな簡単にみつかるものではないんですよ。
まずは、やりたくないことにちゃんと向き合ってみる。そういうところから始めてみてください。その中で、意外な物事に出会えるチャンスがあるかもしれませんよ!

 

ありがとうございました!
これからのたっくーTVさんの活躍を期待しています。

 

 
  

 
  

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この記事を書いた人

勝部 晃多

やる気ラボの娯楽記事担当。日本温泉地域学会会員。全国温泉番付のオリジナル版を作成することをひそかに夢見ており、直近2年間で訪れた温泉地は30湯を越える。無類の野球好きでもあり、カープファン暦14年目を迎える今季は、15試合以上の観戦が目標。BCリーグにも食指を動かしている。

 

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