仕事・働き方

横浜DeNA指名・田部隼人 大型内野手の「チャレンジ」とは【インタビュー】

2019.11.18

島根県の野球名門高・開星高校で不動のショートとして活躍し、横浜DeNAベイスターズにドラフト指名された田部隼人選手に、一つのことを突き詰める生き方についてお話をうかがいました。
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田部 隼人(たなべ はやと)

【所属】    開星高校
【出身地】   島根県松江市
【ポジション】 内野手
【身長/体重】 184センチ/83キロ
【投打】    右投げ右打ち
【生年月日】  2001年12月22日
【プロフィール】プロ野球ドラフト会議2019で横浜DeNAベイスターズから5巡目指名を受ける。力強いバッティングが持ち味で、3年夏の島根県大会決勝戦では1点差に迫るホームランを放つなど勝負強さも光る。華麗なハンドリング技術に強肩を併せ持ち、大型ショートとしての期待がかかる。

 

ドラフト会議、
指名の瞬間は?


 

やる気ラボの勝部です。よろしくお願いします。
まずは、先日のドラフト会議での指名(横浜DeNAベイスターズ5巡目)、おめでとうございます。自分の名前が呼ばれた瞬間はいかがでしたか?

 

指名された瞬間はすごく安心しました。
ドラフト会議の当日は野球部の部員をはじめ、たくさんの方々が見に来られていたのでとても心配していたのですが、皆さんが喜んでくれたのですごくよかったです。

 

球団の指名挨拶が終わりましたが、現在の心境に変化はありますか?

 

プロの世界に入ってから、少しでも早く一軍で活躍したいと思います。そのために、現在は日々練習に励んでいます。

 

横浜DeNAベイスターズには開星高校から過去に梶谷隆幸選手(2006年高校生ドラフト3巡目)が指名され、白根尚貴さん(現愛媛マンダリンパイレーツコーチ/2011年ドラフト4巡目)も所属しました。
ベイスターズの印象はいかがですか?

 

若手の育成がすごく上手なイメージです。最近はクライマックスシリーズにも出ており、バランスの取れたとてもよいチームという印象を持っています。

 

ベイスターズは人気も上昇中で、球場の応援もすごいんです。

 

夏の県大会決勝 レフトスタンドへ豪快なホームランを放つ

ショートへのこだわり


 

名門・開星高校のショートとして、1年秋から試合に出続けています。2年生の時はサードを守ることもありましたが、3年生になって再びショートに戻りました。
ショートというポジションは内野手でもっとも守備力を要するポジションだと思いますが、このポジションへのこだわりはありますか?

 

1年生の秋から監督さんが期待も込めてショートで使ってくださっていたので、結果を出そうと頑張ってきました。当時の記憶が強いためか、ショートへのこだわりも強いです。

 

同学年には、同じくベイスターズから指名された桐蔭学園の森敬斗選手(1巡目)、花咲徳栄の韮澤雄也選手(広島東洋カープ4巡目)、八戸学院光星の武岡龍世選手(東京ヤクルトスワローズ6巡目)など、同じポジションのライバルが多いです。
「ここが自分の持ち味だ」と感じるポイントを教えてください。

 

これは間違いなく「肩」です。
三遊間の深い打球を、一発で一塁に送球できる肩の強さを見せていきたいです。

 

夏の大会の送球にはしびれました。
憧れの選手や目標とする選手像はありますか?

 

目標とする選手像は、走攻守三拍子そろった選手です。ショートというポジションを守るうえで守備はもちろんのこと、打てて走れる選手を目指してやっていきたいと思っています。

 

打てるショート、かっこいいです。
プロで戦っていくためにこれから伸ばしていきたいポイントを教えてください。

 

長打力を伸ばしていかなけらばいけないと思います。
プロに入るとバットが木製になったり、球の速さも上がったりと、対応していかなければならないことも多いです。まずは、それらのポイントに早く慣れること。そのうえで「長打が打てるショート」になって、試合で使ってもらえるように頑張りたいです。

 

深いポジションから矢のようなスローイングを見せる(写真提供:藤原直人さん)

悔しい思いが
「やる気」の原動力


 

開星高校は県内随一の野球名門校です。
入学しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

小学生の頃から野球をしてきたので、当時から夏の全国高校野球大会を見に行っていました。そこで、毎年強かったのが開星高校でした。
小さい頃は単純に「かっこいい」と思うだけでしたが、自分が大きくなっていくにつれて、「自分もこの高校に入って全国大会に出場したい」という思いが強くなりました。

 

この3年間で印象に残ったこと、入学してよかったと思うことを教えてください。

 

きついこともたくさんありました。ただ、その中で精神的に強くなれたと思っています。
この経験は今後、プロ野球の世界でも生きてくると思います。

 

どういったところが「きつい」と感じたのでしょうか?

 

冬のトレーニングです。また、自分は走りが苦手なので、走りの時にすごく「きつい」「つらい」と感じました。
やはりそこで「やる気」を失いかけることもありました。

 

そんな時、どうやってやる気を取り戻すことができたのでしょうか?

 

2年生の時に夏の甲子園に行けなかったという悔しい思いがあったので、「3年の夏には絶対全国に行ってやるんだ」という強い思いで、心が折れそうなときでも練習を頑張りました。

 

悔しい思いを経験したからこそ、今の田部選手があるのですね。

 

大型内野手がプロの門を叩く(写真提供:藤原直人さん)

チャレンジ精神を忘れない


 

最後に、これからプロ野球を目指す後輩たちや、さまざまなことにチャレンジしていきたいと思っている同世代の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

 

僕は小学校、中学校、高校とずっと野球をしてきましたが、まさか自分がプロにいけるとは思っていませんでした。今回、プロ志望届を出すのも、とても悩んでいたくらいです。
ですが、今ではチャレンジしてみてよかったと思います。何事もチャレンジしてみることはすごく大切なことなんだと、この経験から実感できました。
これからプロの世界に入っても、チャレンジ精神を忘れずに頑張っていきたいと思います。

 

ありがとうございました!
今後の田部選手の活躍に期待しています。

 

 


 

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この記事を書いた人

勝部 晃多

やる気ラボの娯楽記事担当。日本温泉地域学会会員。全国温泉番付のオリジナル版を作成することをひそかに夢見ており、直近2年間で訪れた温泉地は30湯を越える。無類の野球好きでもあり、カープファン暦14年目を迎える今季は、15試合以上の観戦が目標。BCリーグにも食指を動かしている。

 

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