生活・趣味

お酒を飲みながらは未体験?ラグジュアリー空間でぜいたく読書【イキイキするライフスタイル提案】

2020.02.21

至れり尽くせりの空間「文喫」

 

2018年12月にオープンし、開業1周年の「文喫」。「本と出会うための本屋」をコンセプトに一冊の本との出会いを演出してきたこの一年、「お客様の満足度は高いですよ」と店長の伊藤晃さん。その演出空間はどのようなものなのでしょうか?

 

 

文喫
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
アクセス:東京メトロ日比谷線・大江戸線六本木駅 3・1A出口より徒歩1分
営業時間:9:00~23:00(L.O.22:30) ※3/1より22:00まで(L.O.21:30)となります。
電話番号:03-6438-9120
入場料:1,500円(税別) ※土日祝は1,800円(税別)
HP:https://bunkitsu.jp/

 

お客様に長く滞在してもらうことで思いもよらなかった本との出会いを促す本店ですが、当初「滞在時間は3時間くらいだろう」と予想していたとのこと。ところが蓋を開けてみると、平均滞在時間は倍の6時間。

「今日は3時間しかいられないんだけど」と言っていた人が、結局7時間いたというエピソードも。こうした長時間滞在について伊藤さんは、「ゆったりとできるからですね」と話します。

入館したらまず書棚からお気に入りの本を何冊も選ぶ。それらを併設された喫茶室へと運び、好きな席にどさっと積む。おかわり自由の珈琲や煎茶を飲みながら、たまに席を移動して何時間でも過ごす。それが主な利用者の姿なのだとか。

 

書棚は他の書店のようにあえて細かい分類はせず、大分類の中で各々のスタッフが本と本とに関連性を見出して配置することで、偶発的な発見を仕掛ける

 

喫茶室。長く同じ位置、姿勢では読めないことを配慮し、かための椅子、やわらかめの椅子などさまざまな種類の椅子を用意する

 

飲食受付。ここで珈琲または煎茶を受け取り、その後は好きなタイミングでおかわり自由

 

数あるメニューの中でも「牛ほほ肉のハヤシライス」は、ナイフを使わずともほぐれてしまうほどやわらかく、いちおしの一品とのこと。
このような飲食の提供について、伊藤さんは「採算だけが目的ではない」といいます。どういうことでしょうか?

 

「牛ほほ肉のハヤシライス」 は中目黒の有名店から仕入れるほどのこだわりの一品

「本屋の部分だけだと、本を読んでいてお腹が空いたら外へ食べに出てしまいますよね。そうするといったん読書を中断してしまうことになる。本から離れることを防ぐ目的で喫茶室を併設しているんです」

確かに、喉の渇きや空腹、眠気ややらなければならない仕事や勉強、読書中に他に気が移りそうなことはいろいろあります。お客様に少しでも本を読むのをやめてほしくない、どっぷり浸かっていてほしい、そんな思いから生まれたのがこの喫茶室であるとのこと。

読書の前後に仕事や勉強ができるようにデスク席、疲れた時に寝転がれるようソファーベッド席と、 席づくりにもこだわられています。 あらゆるシーンに対応し、どっぷり本を楽しめる空間づくりをされています。
まさに至れり尽くせり。アルコールメニューがあるのも「ビールとウイスキーならここで飲めますよ」と利用者に選択肢を提示しているのですね。

 

文喫では事前申込制で「選書サービス」もしています。今回、「お酒を飲みながら読むのに良さそうな本」をピックアップしていただきました。「お酒を飲みながら、というお題には迷いました!」といいながらもこんな本を紹介してくれましたよ。

 

『My Room 天井から覗く世界のリアル 55ヵ国1200人のベッドルーム』 John Thackwray(ジョン・サックレー)  /著 ライツ社 2018年3月刊

『My Room 天井から覗く世界のリアル 55ヵ国1200人のベッドルーム』は世界中の人々の部屋を天井から撮影した写真集です。これを見繕った理由として、「これ見てるだけで生きてるなって感じしてきますよ」とシンプルで入ってきやすい旨を話してくれました。お酒を飲みながらでも空想にトリップしていける、世界中を旅しに行ける、そんなところが魅力の一冊です。

今回は要望を基に選書してもらいましたが、一杯やりながら何冊か読んでみて、自分で「お酒に合う本」を開拓してみるのもアリですよ。それが何時間でも許されるのが文喫です。

 

読書に出かけよう

子どもの頃は本を読むといえば、家の中や図書館でしていましたよね。でも大人になった今は読書のためにわざわざおでかけすることだってできます。自分だけの読書タイムに、大人ならではのアイテム「お酒」を掛け算して、読書のやる気をみなぎらせてください!

 

 

あわせて読みたい

 

新着コンテンツ

 

この記事を書いた人

ほんのまともみ

やる気ラボライター。様々な活躍をする人の「物語」や哲学を書き起こせることにやりがいを感じながら励みます。特に子どもの遊びや文化に携わる人、出版業界界隈に関心が高いです。JPIC読書アドバイザー27期。

 

注目のキーワード

#仕事・働き方

#生活・趣味

#子育て・教育

やる気ラボについて
 
感想・アンケート

 
ライター募集中!
 

1 2 3

ページTOPへ