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仕事・働き方

広島ドラ3・鈴木寛人 霞ヶ浦高校で培った「人間力と向上心」【インタビュー】

2019.12.13

【高校生】【大学生】【社会人】
今、夢中になっていることはありますか?将来、やってみたいことはありますか?
これからの社会を生きていくためには、学力だけではなく個性を重視していくことも大切。例えば、興味をもったものをとことん突き詰めて、「○○といえばこの人」と言われるくらいになることも、人生に輝きをもたらす一つの方法なのではないでしょうか。
そこで今回、多くのプロ選手を輩出する茨城県の強豪・霞ヶ浦高校でエースとして活躍し、広島東洋カープにドラフト指名された鈴木寛人投手に、一つのことを突き詰める生き方についてお話をうかがいました。

▶プロ野球選手インタビューシリーズはこちら

 
 

 
 

鈴木 寛人(すずき ひろと)

【所属】    霞ヶ浦高校
【出身地】   茨城県筑西市
【ポジション】 投手
【身長/体重】 187センチ/79キロ
【投打】    右投げ右打ち
【生年月日】  2001年10月7日
【プロフィール】プロ野球ドラフト会議2019で広島東洋カープから3巡目指名を受ける。霞ヶ浦高校では1年秋からベンチ入りし、3年の夏に念願の甲子園初出場を叶えた。長身から放たれる最速150キロのストレートと、縦に鋭く落ちるスライダーが武器。プロの舞台では、高校の先輩でカープの同僚になる遠藤淳志投手を目標に、影響力のある投手を目指す。

 
 
 

遠藤さんのような「影響力」のある投手になりたい

 

やる気ラボの勝部です。本日はよろしくお願いします。
ドラフト会議(広島東洋カープ3巡目指名)が終わり、仮契約も終わりました。現在の心境を教えてください。

 

カープに指名していただいたときから、「カープで頑張ろう」という気持ちでいっぱいですね。仮契約では、改めてその思いを強くしました。

 

カープや広島の印象はいかがですか?

 

ファンの人たちの球団に対する愛着が強い印象です。熱いイメージですね。
僕は今まで広島県に行ったことがないので、街のことはあんまりわからないのですが、行くのが楽しみです。

 

それでは入団会見が広島デビューになるんですね!(取材日は12月5日)

 
実は広島県に行ったことがないんです
 

カープには霞ヶ浦高校の先輩、遠藤淳志投手がいらっしゃいます。
遠藤投手の存在は心強いのではないでしょうか?

 

そうですね。わからないことがあったら何でも聞ける先輩です。心強いですね。

 

鈴木投手は、指名挨拶で「目標は遠藤投手」とおっしゃっていました。
具体的にどのあたりが目標なのでしょう?

 

僕が1年生のとき、遠藤さんは3年生でした。
僕はその頃、スタンドでチームを応援していたのですが、遠藤さんがマウンドに立つとチームの雰囲気がガラッと変わるのがわかったんです。とにかくチームに与える影響力が大きい。それを見て、自分もああいう投手になりたいと思いましたね。

 

遠藤投手に投球フォームを教わったこともあるんですよね?

 

はい。練習をしていると声をかけてくださることもありました。
いろいろ見習っている部分は多いですね。遠藤さんはピンチの場面でのギアチェンジがうまいというか、要所で集中力が増すんですよ。そういうところを本当に尊敬しています。

 
目標は遠藤さん一本!
 
 

霞ヶ浦高校で人間的にも成長できた

 

地元は茨城県の筑西市です。
北関東は他にも強豪高校が多いですが、その中で霞ヶ浦高校を選んだ決め手はなんだったのですか?

 

まず、地元の茨城県でやりたいという思いがあって、その中で「投手育成」に定評がある霞ヶ浦高校を選びました。また、中学校の先輩に霞ヶ浦高校は「挨拶や礼儀、気配り」などの指導もしっかりしているという話を聞いていたので、ここなら人間的にも成長できると思ったのが決め手です。

 

実際に入ってみてどうでしたか?

 

先輩の言う通り、技術的にも人間的にも成長できたと思います。
野球部のモットーが「人間的成長なくして技術の成長なし」なのですが、本当にその通りで、ここで学んだ経験は社会に出てからも役立つと思います。

 

素晴らしいモットーですね。
野球だけではなく、社会に通用する大人になることが重要だと。

 

そういうことを身につけられる場所ですね。
もちろん、野球の技術面でもいろいろなことを学びました。監督が主にピッチング指導をしてくださるのですが、メニューが徹底的に管理されており、選手全員が平等に指導を受けられる機会があるので、個々が持っている能力が引き出されやすい環境だと思います。

 

鈴木投手は3年の夏に初めて背番号「1」を背負いました。
この1年での成長は目を見張るものがありますが、自分ではどのあたりが伸びたと感じますか?

 

今年の春から夏にかけての強豪校との練習試合で、長いイニングを任されることが多くなりました。その中で、どういうふうに投げたら抑えられるかということが、少しづつわかるようになったんです。
以前までは、すべての打者を全力で抑えにいっていました。しかし、かえって力んでしまって、打たれるということが多かったんです。
常に全力で投げる必要は無い。力の抜きどころを覚えたことで、長いイニングが投げられるようになりました。要所を抑える投球スタイルを学びましたね。

 

ランナーを出すことはあっても、帰さなければいい。
遠藤投手のピッチングスタイルと重なるところがありますね。

 
霞ヶ浦高校出身の投手はフォームが美しい
 
 

背中を押した恩師の言葉

 

一方で、つらい・きついと感じることも多かったのではないでしょうか?

 

練習の内容もそうですが、監督やコーチ陣の指導方針が一貫して「向上」をめざすものなので、きついと感じることはありました。自分では「少し成長できたな」と思っても、「それで満足するな。もっと上を目指せ」という感じで。

 

それは厳しい!
そんな中で、頑張ってこられた理由はなんでしょう?

 

時にはほめてもらえることもあるので、それがすごく嬉しいですね。チームメイトに助けられることもありました。
あとは、夢のためですね。小さい頃からプロに行くことが夢だったので、つらいことがあっても夢のためだからこそ頑張れたんだと思います。

 
夢や目標を持つことが最大の力
 

夢を見失いそうになることはなかったのですか?

 

実を言うと、今年の春に「このままの実力じゃ、プロ野球にはいけないな」と思ったことがあるんです。だから、監督に「卒業したら大学に進学します」と言ったんです。

 

ええ!?

 

弱気な自分がいたんですよ。「まだ自分には無理だ」って勝手に決め付けていたんですね。
しかし、監督が「上を目指さないその考え方が良くないんじゃないか?」とおしゃったんです。「夏までは、プロを全力で目指してやってみろ」って。
その言葉で立ち直れましたね。その結果、先ほどお話した「成長」というところにもつながったんだと思います。指導方針に「きつい」と感じることはありましたが、そのおかげで夢を叶えることができました。

 

ストイックな鈴木投手のことを、指導者の方はよく理解されていたんですね。

 
口数こそ少ない鈴木投手ですが、その一言ひと言から内に秘めた覚悟が伝わってきます
 
 

迷ったら人の意見を聞いてみて

 

広島で、たくさんのファンが鈴木投手の活躍を期待しています。
ファンの方に見てもらいたい鈴木投手の強みを教えてください。

 

角度のあるストレートですね。スライダーとフォークに自信を持っています。
ただ、まだ抜け球も多いので減らせるように頑張っています。それに小さい変化球がないので、今後はカットボールなどを覚えていきたいと思っています。

 

最後になりますが、読者のみなさんに向けて、夢に向かって頑張るためのアドバイスをお願いします。

 

僕は、困ったときは他の人を頼るようにしています。僕が霞ヶ浦高校に入学できたのは中学校の先輩にお話を聞いたからですし、今回プロ野球選手になれたのも監督の言葉があったからです。
友達や親、監督・・・。他の人の話を聞けば、自分じゃ考え付かないようなアイディアを聞けることがきっとあるはずです。だからいちばん大事なことは、他の人の意見に耳を傾けてみることだと、僕は思いますね

 

ありがとうございました。
鈴木投手のこれからの活躍を期待しています!

 
 

 
 
 
 
 

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この記事を書いた人

勝部 晃多

やる気ラボの娯楽記事担当。日本温泉地域学会会員。全国温泉番付のオリジナル版を作成することをひそかに夢見ており、直近2年間で訪れた温泉地は30湯を越える。無類の野球好きでもあり、カープファン暦14年目を迎える今季は、15試合以上の観戦が目標。BCリーグにも食指を動かしている。Twitter:@kotakatsube

 
 
 

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