生活・趣味

【温泉の魅力】温泉はリゾートだ!熱海温泉を贅沢にあじわう

2019.10.30

やる気を出すためにはリフレッシュが大切。そうは言っても、幼い子どもを持つ社会人のみなさんにとって、息抜きできる機会は非常に少ないかもしれません。
そんなあなたに温泉のすすめ!
大人も子どもも関係なく楽しめる場所、それが温泉です。
さまざまな視点から、やる気が自然と湧き出してくるような全国の温泉地を紹介します。
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数々の温泉地が密集する静岡県の伊豆半島は、「温泉半島」と呼んでも過言ではありません。

その伊豆半島東海岸の玄関口、相模湾に面した熱海温泉は、風光明媚な大観光リゾートとしてあまりにも有名です。

海がきれいなリゾート温泉地

熱海温泉が名湯の誉れを手にしたのは江戸時代。将軍・徳川家康が湯治に訪れた際に気に入り、その名前が全国的に広がっていったといわれています。家康は全国の病気の大名に源泉を送ったと伝えられていることからも、熱海温泉が大のお気に入りだったことがわかります。

家康の熱海思考は歴史上の多くの著名人に受け継がれ、明治以降は政財会人の別荘も建ち並びました。

中でも 1919年(大正8年)に別荘として築かれた起雲閣は、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸です。旅館として生まれ変わった後は、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されました。  

現在、市指定有形文化財に登録されているこの建物では、日本庭園や装飾美あふれる洋館、ローマ風呂を見学することができます。優美な気品を醸し出すこうした建築物からも、熱海に花開いた独特な温泉文化を味わえます。

熱海三大別荘の起雲閣

熱海温泉の中心に位置する商店街 ・熱海銀座は、温泉の繁華街として長年栄えてきました。古き良き昭和の趣が感じられるこの商店街では、現代的な新しさも溶け込んでおり、非日常を体験することができます。

写真をとったり、食べ歩きをしたりしたい若い世代の人にもおススメ。近年は地元の素材を使ったカフェや、地元の人と旅人のふれあいを提供するゲストハウスがオープンするなどリノベーションも進んでおり、かわいいお店がいっぱいと評判です。

ショッピングが楽しい熱海銀座

市街地からバスでわずか15分のところには、12種類のテーマガーデンが点在する「アカオハーブ&ローズガーデン」があります。太平洋を望む高台に位置するこの施設は、壮大な広さを誇る花の楽園で、四季を通じて花の彩りを見ることができます。

ハーブ石鹸などを手作りできる体験工房やお土産物屋、季節限定スイーツやランチが食べられるお店もあります。

美しい花のアーチ

熱海温泉は、温泉自体は言わずもがな、文化財などの歴史、海や花などの自然も味わえます。また、洋風の食文化やカフェ文化がいち早く開いた温泉地なので、他の温泉地とは違った街歩きを楽しむことができます。

まさに、さまざまな贅沢を一度に味わうことができるリゾート地。一度訪れたら、あなたも家康のように何度も訪れたくなることでしょう。


【所在地】 静岡県熱海市

【成分】 温泉地による

【pH/温度】 温泉地による

【照会先】 熱海市観光協会


今回の「やる気の源泉」まとめ

① 歴史ある建物や神社をまわる

② 商店街でショッピング
③ 海や花など、自然を存分に味わう

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この記事を書いた人

勝部晃多(かつべ・こうた)

やる気ラボの娯楽記事担当。23歳。ハウストラブルコラムやIT関連のニュースライターを経、2019年8月より現職。趣味はプロ野球・競馬観戦や温泉旅行、読書等と幅広いが、爺臭いといわれるのを気にしているらしい。性格は柴犬のように頑固で、好きな物事に対する嗅覚と執念は異常とも評されている。

 
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