やる気の出るモノとコト

オフィスでは集中できない、やる気になれない。だから超集中環境“Think Lab”に行ってみた

2019.03.19

#はたらくモチベーション

 こんにちは。やる気ラボの川崎です。

 やる気の出ている時間。自分のやりたいことをしている時間。

 それは、とても集中力が発揮されている時間ではないかと思います。作業に没頭して、ついつい時間を忘れてしまったという経験が、みなさんにもあるのではないでしょうか。

 やる気と集中力とは、なんだか深い関係がありそうです。

 そこで、今回は“世界一集中できる環境”を目指しているワークスペース「Think Lab」に潜入。運営・株式会社ジンズ(本社:東京都千代田区、以下ジンズ)の井上一鷹さん・石井建司さんにその魅力をうかがいました。

 

Think Lab(シンク・ラボ)
東京都千代田区にある、「集中」をテーマとする会員制ワークスペースです。人間が集中できる要素を科学的に分析し、視覚・聴覚・嗅覚などの五感にうったえかけるスペースを構築。あふれんばかりのコミュニケーションツールに翻弄され“集中難民”となりがちな現代人に向けて、「一人で最大限集中できる環境」を提供し、好評を博しています。
>>>公式ウェブサイト

 
  

なぜ、「Think Lab」がつくられたのか。

井上 一鷹(いのうえ・かずたか)さん。株式会社ジンズ MEME事業部 事業統括リーダー

川崎 やる気ラボの川崎です。本日はよろしくお願いします。さっそくですが、なぜ「Think Lab」をつくることになったのか、お話をお聞かせください。
 

井上 きっかけは、もともと当社(ジンズ)で開発していた「JINS MEME」というメガネ型のウエアラブルデバイスです。 

提供:ジンズ

井上  このメガネは人間の視線移動や瞬きをセンサーでとらえ、かけている人がいま集中できているのか、できていないのかを測定することができます。このデバイスを使って、当社はのべ1万人程度のデータを取り続けていました。

 そのデータを分析してみると、オフィスで働くビジネスパーソンの約9割が、「オフィスでまったく集中できていない」ことが分かってきたんです。

井上 例えば私の場合、喫茶店や公園の方がオフィスの2倍以上集中できるというデータが検出されました。このようなビジネスパーソンは少なくありません。
 

川崎 オフィスというものは本来ビジネスパーソンが仕事をするためにあるはずですよね? それなのに、どうして仕事に集中できないんでしょう?
 

井上 現代のオフィスはコミュニケーションによる「Co-work」に偏りすぎているんです。人間は何かに集中するために23分ほどの“準備期間”がかかると言われていますが、一方でオフィスでは11分に1回は声をかけられたり、メールが届いたりして作業が中断され、集中力が途切れます。これでは、深く集中すること(Deep Think)はできません。

川崎 そのような環境だと、なかなかやる気は出てこないでしょうね。「いまからあの仕事をしよう」「あれを試してみよう」という思いがあって行動を起こそうとしても、集中できない環境では長続きしなさそうです。
 

井上 カギを握るのは環境なんです。環境を整えないと、気持ちよく集中できないし、やりたいことに没頭するのは難しい。限られた時間でいいアウトプットを出すことはなかなかできません。

 そこで、「どうすれば集中できるワークスペースを作れるか」を考え始めるようになりました。

 「JINS MEME」によって人間の集中力に関するデータを数多く持っている当社ならば、効果的な空間を作れるのではないかと思ったのです。そうして、数々の検証を重ねながら形になったものが「Think Lab」なんです。

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