仕事・働き方

“やる気の出し方”は、もっとシンプルにできるはず。「やる気のサプリメント」の開発者が変えたかったこと

2019.07.23

サプリに頼りきってはいけない

川崎 一方で、勉強や仕事をするためのやる気を「サプリに頼るのはいかがなものか。ケシカラン」という声も、ないわけではありません。というか社内で本件の話をしたら年配のスタッフにそんな感じのお説教されました、小一時間ほど

「それはお気の毒に…」

野津 私としても全部サプリで解決できるとまでは思っていませんよ。むしろ、サプリに頼りすぎるのは良くないと思っています。

川崎 ですよね。ああいう人たちって、ちょっとサプリに期待しすぎな気がします。どことなく、サプリにまるで万能の影響力でもあるかのような。

「Supplement」という名前の通り、本来は補助的な役割と捉えて、どう使いこなすかが重要な気がします。

野津 そうですね。サプリメントは、それ自体は短期的な効果しかありません。

例えば「勉強して大人になったら研究者になりたい」「この仕事をやりきった経験で将来は独立したい」といった中長期的な視点でのやる気について考えてみてください。これらは、サプリメントで作り出せるものではなく、あくまで自分で見つけなければいけないものです。

サプリメントは、そのために行動する習慣づくりを補助するものと見てもらえれば。

川崎 野津さんに聞いちゃうのも何なんですけど、行動するというアウトプットを出せるなら、インプットは必ずしもサプリでなくてもいいと。

野津 もちろんです。先ほどの「5秒カウントしてから立ち上がる」「ジョギングをする」など、そうした方法でやる気が出るのならば、まったく問題ないと思います。サプリを買うコストもかかりませんからね。それも「質の良いインプット」です。

川崎 自分にフィットするやり方でいいわけですね。

野津 はい。その上で、このサプリメントは「なるべく多くの人にフィットするやり方」をご提案できると思っています

「なのでぜひ使ってください!」

最初はDo!

川崎 ところで、サプリメントを飲むのに合わせて「こういうこともやった方がいい」というのは、あるんでしょうか?

野津 DCAPサイクルを意識していただきたいと思います。

川崎 …………。

 …なんでしょう、それ? PDCAサイクルなら分かりますが…。

日経とかでよく見かけるやつ

野津 それを、「D」を先頭にしたものです。まず行動なんです。というのも、日本人は特にそうなのですが「Plan」を先頭に置くとしばしば完璧主義に陥るんです。そうすると、やがてPPPFになりかねない。

川崎 PPPF…まさかFって…。

野津 Plan→Plan→Plan→Forget。

川崎 わかる。めっちゃわかる。

「わかりますか(真顔)」

野津 なので、最初は行動です。次にチェック。問題点が見つかれば改善。そこから「どうやって良い感じの仕組みにするか?」をプランニングする。私は別の会社で経営コンサルとしても働いているのですが、よくこのサイクルをクライアントにオススメしています。

サプリメントを飲むにしろ飲まないにしろ、せっかく「やるぞ」というやる気が出たのならそれをプランニングには振ってほしくないんです。やってる最中、ヒューンって下がるのがオチですから。

川崎 迷いますからね。

野津 そうなんです。迷うんです。逆なんです。すぐに終わらせられる小さな仕事からまずやってみて、一つできたら達成感が感じられますから、その勢いで次もやって――あとでチェックする。そのほうが勉強も仕事も進みますし、トータルで見ればより良い結果につながると思います。

10代のサプリ、注意点は…

川崎 こちらのサプリ、発売されたら主に社会人が使うと思います。

野津 そうですね。

川崎 そうした社会人の中には、子どもを持つ保護者も少なくありません。子どもが受験シーズンをむかえていたり、勉強へのやる気を出しあぐねているようだと、「子どもにもサプリを使わせたい」と思うかもしれません。

野津 十分あり得ると思います。

川崎 ただ、中学生・高校生の若者がサプリを使うというのは、危ないのではないか、避けた方がいいのではないかという議論もあります。この点、いかがでしょうか。

「そうですね……」

野津 是々非々はすごくあると思います。まず前提としてあるのは、やはりアウトプットがすべてということです。それも、長期的な意味での。

どういうことかというと、例えば「背が伸びるサプリメント」を摂取したとして、それでビタミンなどの過剰摂取につながるようではやがて肉体に不具合が起きます。それは「良いアウトプットではない」ということになりますよね?

長期的な目線で生産性を最大化するためには、身体に悪い影響がでないように適切に摂取するのが大前提です。

川崎 たしかに。

野津 その視点さえ忘れずにいれば、10代の若者であってもサプリメントの摂取に問題はないと考えています。

ただ、過剰摂取してはまずい成分も含まれているのは事実です。

弊社のサプリメントの場合だと、含有成分の効果を最大化させるために、カフェインが若干入っています。通常量を摂取するぶんにはまったく問題ないのですが、問題は、私たち製薬会社が子どもたちの摂取量を直接コントロールできるわけではないという点です。

特に子どもの場合、「飲めば飲むほどいいんだろ?」とばかりに、パッケージ丸ごとザザザ―――ッと飲み込まれでもした日にはですね…。

景気よくザザ――ッと…
いや、よくないぞ全然よくない

川崎 そこなんですよね…。そういう「長期的な目線」を持てない、あるいはまだ学べていない若者は少なくないと思います。保護者がどう関わるかというのがポイントになりそうです。

野津 高校生にもなるとほぼ大人と同じ体質となるのですが、中学生以下では特に注意が必要でしょうね。これは弊社のサプリメントに限った話ではありません。

「ママなくなっちゃった。買って」と言われるがまま、毎日のように一袋丸ごと与えていますというのはくれぐれも避けていただきたい。

川崎 用法・用量を守るというのは、ごく基本的なことだと思います。その意識をしっかりお子さんに身につけさせるというのが大切ということですね。

説明はきちんと読みましょう

野津 なお、もっと本格的に子どもに有益な成分について調べたいということであれば、やはり論文に当たっていただくのがベストです。

また、サプリメント選びであれば、顧客のフィードバックを向いて真摯に改良・改善を繰り返しているようなメーカーは信頼性が高いと思われます。私自身、そうした製品作りを心がけたいと思っています。

やりたいことができる生き方へ

川崎 最後に――、そもそも論ですが「やる気が出る」とはどういうことだと思いますか?

野津 うーん……。そうだ、Googleの「プロジェクト・アリストテレス」って聞いたことありますか?

川崎 いえ、ちょっと分からないです…。

野津 Google、いろんなチームを社内でたくさん作るじゃないですか。ある時、優秀なチームの共通点は何だろうというのをリサーチしたというプロジェクトです。

で、ビックデータで分析した結果、共通点が1個だけ見つかりました。

何かというと、「ビジネスとプライベートで二面性を持たない人達が活躍できるチームが非常に優秀だ」ということが分かったんですね。

川崎 二面性を持たない――というと。

人間には表と裏があると言いますが…

野津 別に、公私をいっしょくたにして休日に上司から「釣りに行くぞ」「みんなでキャンプだ」「お前の都合なんぞ知らん、来い」などというものではないです。

人格を使い分けないということなんです。

例えば、ある日、チームリーダーがメンバーに「実はここだけの話が。自分、実はガンなんだ」と打ち明けたとします。それまでは隠していたんです。本当の自分は不安で不安でしょうがない、どうなるんだろう、家族は……そんな不安を押し殺し、ニコニコと表面的に笑いながら仕事をしていて、それでは結果が出なかった。しかし、不安な自分をオープンにし「これが本当の自分なんだよ」と見せる。それによってチームパフォーマンスが上がったのだそうです。

川崎 本当の自分、ですか。

野津 だから私は、いま働いている大人も、これから社会に出る子どもたちにも、自分のありのままの気持ちをオープンにして毎日を送って欲しいと思っているんです。

会社のために自分を押し殺すのではなく、言い方は悪いですが、会社を踏み台にするつもりで自分の「本当にやりたいこと」を目指していただきたい。

それがまさに「やる気が出る」ということだと思います。

「だって、そうなるのがいちばん
生産性高いですから」

川崎 やりたいことの探し方は、どうですか?

野津 切り口はいくつかあるかと思いますが、「あれが欲しい」「あれをやりたい」「理想の自分になりたい」「誰かを助けたい」――が挙げられると思います。おそらく、順番にこれらの欲求を満たしていくのが自然な探し方ではないかと。

川崎 自然だと思います。

野津 ちなみに、弊社のサプリメントはドーパミンの分泌を助けるものですが、ドーパミンは「即効性」が特徴で、それほど長持ちはしないんです。

では長続きするものは何かというと、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が挙げられます。これは愛情や信頼といった感情にかかわるものです。その意味でも「誰かを助けたい」という欲求は、息の長いやる気につながるのではないかと思います。

弊社のサプリメントを取っかかりに、そこまでやる気を育んでいただけるようだと嬉しいですね。

川崎 ありがとうございました!

今回の「Limitless PRO」(リミットレス プロ) がどれほど多くの人のやる気に良い影響を与えることになるのか、それはまだまだ未知数です。
しかし野津さんのコメントからは、やる気になって毎日を過ごせる人を増やしたいという情熱を大いに感じました。今後も注目していきたいと思います。
サプリメントは7月下旬にamazonで発売されます。

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この記事を編集した人

川崎 健輔

1987年生まれ。教育業界のWeb編集者です。2歳息子の育児、奮闘中。小学生時代はゲームボーイと受験勉強ばかりやっていました。最近はリモートワークが続いているので甚平を仕事着にして頑張っています。バームロールを与えられると鳴きます。
(Twitter ▶ @kwskknsk

 
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