やる気レポート

【温泉の魅力】温泉は命の薬だ!草津温泉で生命力をやしなう

2019.11.6

やる気を出すためにはリフレッシュが大切。そうは言っても、幼い子どもを持つ社会人のみなさんにとって、息抜きできる機会は非常に少ないかもしれません。
そんなあなたに温泉のすすめ!
大人も子どもも関係なく楽しめる場所、それが温泉です。
さまざまな視点から、やる気が自然と湧き出してくるような全国の温泉地を紹介します。
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上毛かるた「草津よいとこ一度はおいで」でおなじみ草津温泉。「日本三名泉」、「日本三大薬泉」としても知られ、古くから多くの人に親しまれ続けている群馬県の名湯です。

 

湯畑を囲む歴史的建造物群や日本最大の自噴湧出量、「恋の病以外ならどんな病気でも治る」と言われる泉質は、どれをとっても日本トップの実力。江戸から明治にかけて作成された温泉番付では東の大関の座(最高位)を守り続け、現在でも「行ってみたい温泉地」の人気ナンバーワンに選ばれることもしばしばです。

 
湯畑の存在感は圧巻
 

草津温泉は地元の人々に「くさづ」と濁って発音されることがあるように、かつて「くさうず」という地名で呼ばれていました。これは、硫黄が沈殿する泉源地に漂う硫化水素の臭いから「臭水(くさうず)」と呼ばれたのが由来とされています。温泉地と言えば、玉子の腐ったようなこの硫黄の臭いを連想する人も多いことでしょう。

 

酸性泉は火山国日本を代表する泉質で、強力な殺菌力をほこります。その中でも草津温泉万代鉱源泉の泉質はpH1.6と非常に高いため、中世より絶大な効果を期待されてきました。純水がpH7、食酢がpH2.5程度と考えると、その強さがうかがえます。

 

これほどまでに強力な酸性泉は秋田県の八幡平温泉郷・玉川温泉、山形県の蔵王温泉など日本には数えるほどしかありません。

 
1円玉は1週間で溶けてなくなります
 

草津温泉はその効能の高さから、江戸時代の全盛期には毎年2万人以上もの人が湯治のために訪れました。とりわけ皮膚病に効果があると伝えられたため、明治時代に入るとハンセン病患者も多く集まるようになりました。温泉は「命のお湯」として、医学にも匹敵する療養方法とされたのです。

 

日本で2番目の国立ハンセン病療養所として草津に設立された栗生楽泉園は、多い時では千人を超える人々が入所していました。草津温泉の下地区に位置するこの施設は、入園者は少なくなったものの現在でも開かれています。

 

この地区では宗教関連施設やなど当時をしのばせる建物が点在し、昔の面影が残されています。

 
湯もみで泉温を下げる
 

草津温泉には「時間湯」という江戸時代から受け継がれた入浴方法があります。これは、強酸性の高温泉入浴法による体質改善を期待するもので、湯もみ・入湯3分を1日に4回ほど繰り返すという方法です。

 

この時間湯についてはいろいろな意見もありますが、温泉を世界に知らしめた偉人・ベルツ博士による医学的な裏付けもなされており、草津の湯を安全に味わうための知恵とも言えるでしょう。現在は、共同浴場の「千代の湯」のみで体験することが可能です。

 

草津温泉は、歴史ある街並みや効能の高い源泉、伝統や文化の面で非常に高水準の温泉です。温泉評論家の石川理夫氏の言葉を借りれば、今後も「ニッポンのオンセンの魅力を知るための最高の学舎」として、世界中に開かれていくべき温泉地なのです。

 

 

【所在地】 群馬県吾妻郡

【成分】 酸性-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

【pH/温度】 1.6~2.1/45~92℃

【照会先】 草津温泉ポータルサイト

 

 

今回の「やる気の源泉」まとめ

① 歴史ある町並みを満喫する

② 独特な温泉文化を体験する
③ 温泉の効能を感じる

 
 
 

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この記事を書いた人

勝部 晃多

大学で日本史を専攻するやる気ラボ研究員。日本温泉地域学会会員。本や旅行、温泉巡りが好きで、大学を卒業するまでに全国温泉番付を自作するのが夢。無類のカープ好きとしても有名で、ファン暦13年目を迎える今季は、神宮球場・東京ドームなど首都圏を中心に参戦し5勝5敗1分。Twitter:@kotakatsube

 
 
 

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