やる気レポート

【温泉の魅力】温泉は史跡だ!世界遺産・温泉津温泉でみつける

2019.11.1

やる気を出すためにはリフレッシュが大切。そうは言っても、幼い子どもを持つ社会人のみなさんにとって、息抜きできる機会は非常に少ないかもしれません。
そんなあなたに温泉のすすめ!
大人も子どもも関係なく楽しめる場所、それが温泉です。
さまざまな視点から、やる気が自然と湧き出してくるような全国の温泉地を紹介します。
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みなさんは戦国時代後期~江戸時代前期と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。

 

戦国武将、織田信長、鉄砲にキリスト教・・・。そして、銀。
「???」となる人もいるかもしれません。しかし、当時の日本はまごうことなき銀大国。なんと、世界の3分の1にものぼる銀を産出していたとされているのです。

 

そんな日本の銀市場を支えていたのが、島根県大田市にある石見銀山です。現在、世界遺産にも登録されているこの銀山では、採掘現場である「間歩」はもちろん、歴史的な建造物や遺構が数多く残されており、歴史散策を楽しむことができます。

 
石見銀山は日本一の銀山だった
 

今回紹介する「温泉津温泉」は、石見銀山からほど近く、日本海に臨む港町にあります。この港町は、石見銀山が開発されて以降、銀の積み出し港として栄え、人々の心身を癒す湯治場としても有名になりました。

 

現在も、神社や古刹、格子戸になまこ壁、石州瓦の旅館や旧家が連なる細長い温泉街から、その栄光の歴史を感じることができます。

 

世界遺産「石見銀山遺跡とその文化景観」にも含まれるこの温泉街は、全国からも多くの観光客が訪れます。しかし、賑やかな歓楽街などは一切見られず、歴史を重んじた雰囲気が漂います。ライトアップされた温泉街は、まるでタイムスリップしたかのような趣です。

 
夜のライトアップは見逃せない
 

温泉津温泉は、日本温泉協会が制定する源泉・泉質などの評価基準6項目すべてで“オール5”を達成するなど、名実ともに日本を代表する屈指の名湯です。湯の花がびっしりとこびりついた浴槽を見れば、納得せずにはいられません。

 

この温泉の自然湧出泉は2本。平安時代に発見され1300年の歴史を持つという「元湯」と、1872年の浜田地震で新たに湧出した「震湯」です。

 

どちらのお湯も湧出量が絶大というわけではありませんが、入浴後にズッシリと感じるほどの効能があります。その昔、狸が温泉津の湯に浸かって傷を治したというように、肌がすべすべになったことを実感できることでしょう。

 

しかし、湯は非常に熱いため注意が必要です。「元湯」は、50度近くあるお湯もあるので、まずは「震湯」源泉を引く「薬師湯」に浸かり(ここも通常よりはかなり熱いですが)、身体を慣らしてから入ると良いでしょう。

 

薬師湯 公式サイトより引用
 

入浴後は、隣接するカフェでのんびりするのがお勧めです。大正ロマンな館内では、アンティークな調度や重厚な雰囲気を楽しめることに加え、温泉津ならではの料理を味わうことができます。カフェ前の路地は温泉津屈指の撮影スポットなので、写真を撮ることもお忘れなく。

 

また、温泉津温泉には日本最大級の登り窯を有する「温泉津やきものの里」があります。ここでは、気軽に自分だけの陶器を作ることができるので、訪れた際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

温泉津温泉で、自分ならではの楽しみ方を探しみてくださいね。

 

 

【所在地】島根県大田市

【成分】ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

【pH/温度】6.0/49℃

【照会先】温泉津観光案内/温泉津温泉

 

 

今回の「やる気の源泉」まとめ

① 古きよき日本へタイムスリップ
② オール5温泉の効能を実感する

③ カフェでのんびり地元料理を味わう
④ 工芸に挑戦する

 
 
 

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この記事を書いた人

勝部 晃多

大学で日本史を専攻するやる気ラボ研究員。日本温泉地域学会会員。本や旅行、温泉巡りが好きで、大学を卒業するまでに全国温泉番付を自作するのが夢。無類のカープ好きとしても有名で、ファン暦13年目を迎える今季は、神宮球場・東京ドームなど首都圏を中心に参戦し5勝5敗1分。Twitter:@kotakatsube

 
 
 

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