仕事・働き方

「働き方改革は“眠り方改革”」Biz-Sleep Caféで超気持ちいい仮眠をしてみた

2019.09.9

【社会人】
9月2~3日の2日間、六本木ヒルズで、働く人の眠り方改革を目指す『Biz-Sleep Café』が開催されました。睡眠不足はやる気の大敵。働き方改革が進む中、質の良い睡眠を取るための最新鋭のプロダクトを目の当たりにしました。謎の仮眠ポッドとか。

こんにちは、やる気ラボの川崎です。

眠いです。

ねむい

というのも、3週間ほど前からSNSの運用を本腰入れて始めたんですよ。

この「やる気ラボ」もコンテンツはだいぶ安定生産できるようになってきたので、きちんと集客活動しよう――と。

いままでTwitterはロクにやったことがなかったので、運用前はフォロワーなんてほとんどいなかったのですが…

おかげさまで400人くらいに関心を持っていただいて、時には当ラボもご覧いただいている模様です。いつもありがとうございます。

ただ…

twitterはすごくたいへん

いや、SNSはどれも大変だと思いますけどね? 有名なインフルエンサーの方々の行動力はマジで尊敬します。そこまではやっていないにしても…


☑ タイムラインを閲覧

☑ 気に入った投稿にリアクション

☑ リプライでコミュニケーション

☑ 自分のツイートをする(毎日10件以上)


毎日こういうことしています。

楽しくやってるから精神的には苦じゃないんです。いわゆるフロー状態でした。夢中でやりこんでました。かえってそれが危ないんですよね。なにせ遅くまで仕事しつつ、+αのライフワークとしてtwitterをやっていたもので…

睡眠削ってのめりこみすぎて…

ついうっかり徹夜して出社したりして…

ある日突然、カラダが悲鳴をあげました。みしっと。

わりばしの画像

たとえば、この「わりばし」なんですけど。

右手と左手で両端をつかんで、グッと曲げようとするじゃないですか。もうちょっとで折れそうだとなったとき、なんか分かるじゃないですか。「みしっ」て。

そんな感じの音がカラダの中から鳴ったんですよねー。

めっちゃにげる
にげきる

そんなわけで、「仮眠体験ができるイベント」を六本木ヒルズでやっていると耳にした次の瞬間すべての仕事を放り投げて取材に行ってきました。危機感を覚えた人間のスピード感ってスゴいですね。デスゲーム漫画が流行るわけだ。

会場
会場2

「Biz-Sleep Cafe」は六本木ヒルズで9月2~3日、MSD Japan、KDDI株式会社、ドコモ・ヘルスケア株式会社の3社合同で開催された展示会です。

テーマは眠り方改革。眠気や疲労解消につながる「デスクでちょい寝!コーヒー×仮眠」など、さまざまな睡眠改善体験が楽しめるとのこと。

ジャストフィット。グッドでナイスなタイミングのベストソリューション。いくら毎日がんばったってきちんと質の良い睡眠が取れないと、やる気が下がって本末転倒な結果になりかねないですからね。僕とか。

睡眠負債とは
なんだろうなぜか
怒られてる気がする
会場パネル

パネルでも説明されていたのですが


☑ 6時間睡眠を2週間続けると、2晩徹夜したのと同じくらい作業効率が下がる

☑ 起きてから15時間後の作業能力は、酒気帯び運転時と同じだけ低下している


――とのことでした。睡眠不足が負債のように積み重なる「睡眠負債」は、やる気や生産性を下げる。やはり徹夜は悪い文明ですね。

仮眠セット
仮眠セット2
コーヒーナップ

会場では仮眠ブースが設けられていて、カフェイン入りのコーヒーを飲み20~30分ほどの軽い仮眠(ナップ)を取る――「コーヒーナップ」が体験できるとのことでした。アンケートに答えると無料でコーヒーを支給してもらえ、ここで仮眠させてもらえるとのこと。ひゃっほう!!

アイマスクと耳栓

アイマスクと耳栓も提供してもらえました。もう僕の仮眠をはばむものなど何もありません。コーヒー飲んだらトイレ行きたくなったのでちょっと中座したけど。

アイマスク装着

アイマスク、装着!

耳栓装填

耳栓、装填!

仮眠開始

寝ます。

おやすみなさ―――……zzzzz

20分後

起きた。すごくスッキリしました。眠ってリセットするって大事ですね。長年の宿命に決着がついたかのような気分です。

仮眠をはじめるまえに「ロクに寝てないしこのままホンキで寝入って、起きたら5時間後だった…」みたいなオチを期待していたのですが、けっこう普通に起きてしまいましたね。

ただ、正直なところ、職場にもよると思うんですけど、オフィスのど真ん中でこんな感じに寝てる人いたらすっごい浮くよなあ…とも思いました。職場の理解を得るか、あるいは休憩スペースを確保するなどの努力は必要そうですね。僕が万が一出世したら部署メンバーのおおっぴらなお昼寝を義務にしたいなと思いました。

もっと周りに引かれないような仮眠の仕方はないものでしょうか…

そんなことを思いながら会場をうろついていたら…

謎の仮眠ポッド
謎の仮眠ポッド2

なにこれ。

すごく夢を感じるポッドを発見しました。あれだ。ドラゴンボールのサイヤ人が地球にやってきたときの丸っこい宇宙船。あんな感じ。9月2日にこのポッドのまわりでやたらとはしゃいでいるおっさんがいたらそれ僕です。騒がしかったら申し訳ありませんでした。

energypodの画像
出典:「Energy Pod」公式ウェブサイト

スマホで調べてみたのですが「Energy Pod」という「パワーナップのためだけに設計された世界初の“椅子”」らしいです。

背中の筋肉を弛緩させやすいシート構造と膝の部分にわずかな曲がり角をつけた印象的なフォルムは、すべて人間工学に基づく理論で構成されています。
ボタン操作だけで、心臓への負担を減らすために、足の高さを調節し、リクライニング調整ができます。
欧米では、GoogleやP&G社といった企業、プロスポーツチーム、大学や研究機関の多くでエナジーポッドは導入されています。

出典: 「Energy Pod」公式ウェブサイト

もしかして、必要なのはこういうものかもしれません。

先ほどのパワーナップも職場の理解があるならいいのですが、個人的にはだいぶ周りの目が気になる。

しかし、ここまでパワーナップのために突き抜けた環境を整えて「僕はこれから寝るのじゃ」という態度を示せば、「あいつはもうそういうもんだ」みたいな割り切った目線で周りも見てくれるのではないでしょうか。

というかそんな理屈抜きにして使ってみたい。

ポッドの中から1
ポッドの中から2

というわけで、たまたま空いていたので使わせてもらえることになりました。上の写真、少し分かりにくいですがポッドの中から撮影したものです。飛行機の椅子のようにアラームやリクライニングなどのボタンが取り揃えられていました。

ポッドで寝てみる

実際に入ってみました。さっきコーヒーナップしたばかりなので大して眠くないんですが、むしろ興奮のあまり眠るどころじゃありません。趣旨としては何か間違ってる気がしますが僕は気にしません。

ポッドは開閉式になっていて、視界を360度ふさぐものとなっています。上の写真はスタッフのお姉さんに外から撮っていただいたものです。イヤな顔ひとつせずに撮影いただいたスタッフさんのプロ意識を前に、僕も毎日もっと仕事をしっかりがんばろうと思いました。

退出

レビューは以上です。

日本人の睡眠時間は世界各国とくらべても如実に低いと言われています。ただ、会社員のみなさんは毎日がんばってるのですから、睡眠時間をもっと増やせといってもなかなか難しいでしょう。僕も難しい。

ただ、量を確保できないのならば、睡眠の質にはこだわりたい。「Biz-Sleep Café」の数々の取り組みからは、そのためのより良いプロダクトを社会に届けたいという熱意を大いに感じました。ビジネスパーソンがもっとやる気になって働ける――そんな社会になることを期待したいですね!


最近はTwitterの便利ツールをいろいろ導入したり、そもそも運用になれてきてタイムスケジュールが確立できてきたので、生活習慣をそう大崩れさせることなく楽しくつぶやけるようになってきました。これからもよろしくお願いします。

「子どものやる気を引き出す」

「家族みんなでやる気になる」

そのために役立つ情報をこまめにコンパクトに発信していますので、こちらも覗いていただけたら幸いです!

Twitterアカウント

@kwskknsk

働き方改革は眠り方改革

■コーヒーナップをしてみよう

➀ カフェイン入りのコーヒーを飲む
② 枕をかかえて、机で仮眠
③ 横にはならないこと。本気で寝てしまう
④ カフェインが効いてくるのは約20分後
⑤ そのタイミングで起きると頭スッキリ!

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この記事を編集した人

川崎 健輔

1987年生まれ。教育業界のWeb編集者です。2歳息子の育児、奮闘中。小学生時代はゲームボーイと受験勉強ばかりやっていました。最近はリモートワークが続いているので甚平を仕事着にして頑張っています。バームロールを与えられると鳴きます。
(Twitter ▶ @kwskknsk

 
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