やる気パーソン

【コミュニケーション】“笑伝塾塾長”殿村政明さん伝授! 「笑いのスキル」がめっちゃやる気になる

2019.07.26

全国のコミュニケーションに悩むみなさん、人付き合いにやる気になれないみなさん、お待たせしました。
元吉本芸人にしてトップ営業マン、ビジネスシーンに役立つ笑いのスキルを伝授する“笑伝塾塾長”――殿村政明さんに、明日やる気になれるコミュニケーションのコツをズバリうかがいました!

なお、殿村さんの半生や「お笑い」にかける熱い想いについては、こちらの取材記事をぜひご覧ください!

#小学生 #中学生 #高校生 #ビジネス #はたらくモチベーション #社会人 #ワークスタイル #お笑い #保護者



5秒でできる超簡単な1手
「リアクション」や!

 

殿村 まずはじめに。前の記事で言ったように、僕の教える笑いとは「センス」じゃなくて「スキル」です。お笑い芸人みたいなプロを目指すのではなく、 一般の方がコミュニケーションを円滑にする為であれば、誰でも身に付けられます。

では、具体的にどうすりゃええのか。

ここでは、年頃のお子さんがいるオトナのみなさんのために、仕事と子育てに役に立つ、明日からやる気になるスグ役立つ1手について伝授しますわ!(理論的なお話は、笑伝塾のホームページを見たり、体験講座を受けてみてくださいね!)

 

町口 まず悩むのが仕事でのコミュニケーションです。なんだか「笑い」というとハードルが高そうで。何か、カンタンにできるコツはないでしょうか?

 

殿村 相手の気持ちを考えながら大きなリアクションをすることですね。お客さんだけじゃなくて、家族に対してもそやろし。
例えば、すごかったら、「すごい!!!」って言ってあげる。それは、感謝の気持ちを込めたリアクション。でかめのをね。リアクションは、相手への気遣いだから。やることで、ちょっとした笑いのあるコミュニケーションが生まれるんです。

私自身、かつてはお客さんに喜んでいただくために、でかめのリアクションするように心掛けてました。

 

町口 ふむふむ…(メモ)

 

殿村 具体例として、受講生のAさんの話をしますね。Aさん、とても人見知りで、自分から話しかけるのがめちゃめちゃ苦手な人だったんです 。

で、そのAさんから先日、衣料販売店で店員さんに初めて自分から話し掛けたと報告がありました。
Aさんによると、商品を載せただけで料金を読み取るレジ のシステムに感動したそうです。普段だったら、絶対言葉にしないそうなんですが、勇気を出して 「いや~、すごいですね~」と感じたことをそのまま店員さんに伝えたそうです。それをきっかけに、店員さんと 気持ちのいいコミュニケーションがとれたらしいです 。

 

町口 授業で後押しされ実践して、きっと、Aさんは人とのコミュニケーションが大事だと気付かれたんでしょうね。

 

殿村 そうですね。
Aさんは、自分が目の前の相手に向かって話し掛ける、コミュニケーションを取ろうというスイッチを入れてこなかったと気付いてくれたんだと思います。
ただ、そのスイッチも相手の状況を考えないで一方的に入れてしまうと、相手を驚かせてしまう。
だから、「いや~」とか「あの~」とかワンクッション入れて、相手に「会話のミット」を構えさせる“気配りの一言”が必要だと受講生の方々にお伝えしてますね。
まぁ、ちょっとしたテクニックですけどね。

 
 
 

モテたいやろ?

 

町口 殿村さんには、確かお子さんが2人いらっしゃるそうですが、子育てをされていて、コミュニケーションというところで普段心掛けていることはありますか?

 

殿村 うちのお姉ちゃんは人見知りで、下の弟はハッキリしたところがあるかな。大人のコミュニケーションみたいなことまでは言わないけど。
子どもたちとコミュニケーションを取るときは、先ほども言ったリアクションを大きくすることは心掛けていますね。こちらが「すげえマジか~」って、リアクションをでかくしてあげると、喜んでいますよ。
あとは、相手に伝わるようにはっきりした大きな声でしゃべるようにと、感情を変に隠さんで素直に出すようにと言っていますね。

 

町口 お子さんたちが何か夢中になっている好きなことはありますか?

 

殿村 お姉ちゃんは、絵に興味があって。ずっと絵ばかり描いていますね。

 

町口 あ、絵を描くことが好きなんですね。私と一緒です。

もし、お子さんが絵ばかり描いていて勉強しないとします。(自分で言ってて耳が痛いぞ。)
そこで、困ったなというときに、「勉強も今やっておけば、絵描きさんになったときに小さいころ勉強したことが生きてくるんだよ」というふうに分からせる、気付いてもらうためにどういう声掛けをされますか?

 

殿村 それなら、昨日お姉ちゃんには「絵ばっかりじゃモテへんで」と言いましたわ。

 

町口 モ、モテる!?な、何を突然?

 

殿村 「将来、テレビに出てるようなイケメンと結婚したいんやろう? 人気のあるイケメンは、“ 勉強は嫌いだからしなくていい ”なんて考えの人と結婚しないから」って。

 

町口 確かに!!

 

殿村「モテようと思ったら、勉強もしとかないと。女性として大事や」とね。「人間として」と言うたら広すぎるんで。「女としてモテたいやろ?」って。

 

町口 はい!モテたいです!

 

殿村 食いつきすぎ(笑)

 

町口 (笑)でもそれって、究極ですね!

 

殿村 「女のたしなみや」って言うて、妙に納得してくれとったよ。うんとか言わないけど、目がね。本気でしたわ(笑)

 

町口 モテるんならやる気出ます!女子にとっても大事なことですよね。モテるモテないは。

 
モテるって正義だよなぁ。いや、マジで。
 
 
 

お子さん相手なら
心のビブラートを効かすんや!

 

殿村 子どもに伝える言葉のチョイスが大切だよね、ベタじゃないように。みんなが言うてるような言葉じゃ、たぶん響かんと思うから、面白く言うようにしてます。「立派な人間になれ」というのは頭ごなしだから言うこと聞かへんで。

 

町口 確かに。言葉のチョイスって大事ですよね。

 

殿村 相手にどう言えば響くのか。人の気持ちを考えながら、言葉をチョイスするわけで。そのためには感受性を豊かにすることなんです。最近、ちょっと不感症みたいな人が多いんですが…心のビブラートをきかさないとね

 
「心のビブラート」ってなんかかっこいいな。
 

殿村 例えば、「あ、すごい!きれいな景色」と感動して、「今度彼氏と行ってみよう」とか。「子どもと行ってみよう」とかさ。そういう日常で素直に感じられる感受性が大切。素直に感じられなくなると、感受性が乏しくなって、人とのコミュニケーションでも表現が乏しくなってきます
 だから、芸人さんというのは、驚いたことなどをネタにして、そこで素直に感じた気持ちを面白く伝えて笑かしてるんですよ。感受性を磨くと、やる気スイッチが入ると思いますよ。

 

町口 大人になると感情がどんどんフラットになっていきますよね。

 

殿村 でしょ。感受性が乏しくなるのは、めちゃめちゃやばい。社会の荒波にのまれてね。感情の起伏を抑えてフラットになっていく。
だからこそ、趣味でも何でも自分の好きなことを見つけておくというのは重要。そんなに堅苦しくならず、もっと遊んだらという感じですね。
僕なんか、キャンプ行ったり、ゴルフ行ったりしていろいろ趣味がありまっせ。遊んでいると、すごいアイデアやひらめきが出てくるし。言葉のチョイスも早い。

 

町口 感受性を高めるためには、大人も子どもももっと遊べと。

 

殿村 そうです。遊んだ分、勉強すればいいの。メリハリをつけてね

 
メリハリのない生活って、やる気うせるよね~
 
 
 

アイデアも、しゃべりが源泉

町口 あと私、WEB編集の人間なんで、アイデアはいつも出してかなきゃいけないんですけどなかなか出なくて。コミュニケーションとはちょっと違うかもですけど、悩んでます。企画会議でしょっちゅう「もっとしゃべれ」と言われます。もっと遊ばないといけないかなと思ったんですけど…

 

殿村 遊ばないかんけど、まずはしゃべらなあかんで

 

町口 (ドキッ)…確かに、人としゃべるのが億劫になっているところがあります。

 
人の気持ちな~
妄想は得意なんだけどな~
想像するって苦手なんだよな~
 

殿村 人としゃべると、想像力がついてくるねん。アイデアが出ないのはコミュニケーション力が低下してるということ。つまり、想像力が低下しとるということ。
例えば、人に対してそういうことやったり、言ったりすると、怒るやんって想像できれば、相手を怒らせることはないでしょ? 
だから、想像力なんです。想像力を鍛えれば、コミュニケーションを通じて相手の気持ちをくむことができるようになるで。だから職場のみんなで、もっと連想ゲームとかをやってみたら?

例えば、「結婚」といえば何を想像する?とかね。

 

町口 「結婚」ですか――。

 
りんごーんりんごーん
 

町口 頭がフル回転しそうです!!!(笑)

 

殿村 想像力の大切さについても授業で唱えてます。僕も年を取って想像力落ちてきましたけど。

 

町口 使ってないと、どんどん落ちてきますよね。とにかく連想ゲームやってみます!

 
 
 

漫才が企業研修に!?

 

町口 企業向けにも研修をされていますが、どんなアドバイスをされているんですか?

 

殿村 自治体や一般の企業の研修と、幅広くご依頼があります。 軸は人と距離を縮めるのが上手になるための研修です。人前で漫才をさせることもありますね。「えー、そんなの絶対無理」って、言うたりしている人に限って爆笑とるんです。めっちゃ振り切ってやるんで、漫才が終わった後、眼がキラキラしてますわ。
最近は、企業側もコミュニケーションの大切さを理解していただけるようになって、「真面目すぎる社員が多い」「臨機応変さがない」って依頼が急激に増えてます。僕は笑いこそ、人間関係の潤滑油になってくれると思ってます。

 

町口 なるほど。漫才をやってみると。ちょっと恥ずかしくても、やってみたら案外楽しかったという気持ちになりそうです。

 

殿村 そんな感じで、お笑い芸人は辞めたけど、今の仕事、楽しいですよ。笑いのない“つまんない人生”が、笑いのある“楽しい人生”に変わるには、ちょっとした愛情と勇気が必要です。人間、ちょっとしたことでいい風に好転していく。そんなもんなんじゃないかと思うんです。これからもそんなことを、体を張って伝えていくつもりです。

 

町口 勉強になりました。本日はありがとうございます。

 
 
 

【取材を終えて】
 お笑い芸人としての経験が、その後、仕事だけでなく家庭でも生きていますね!

 みなさんも大好きなことを見つけて、極めてみてはいかがでしょうか。

 
 
 

「笑いのコミュニケーション術」を教える社会人向け人気研修「笑伝塾」に興味を持ったあなた!
ぜひこちらをチェックしてみてください!

 

書籍でも殿村さんの笑いのスキルを読むことができます!

 
 

おすすめコンテンツ

 
 

この記事を担当した人

町口 忍

やる気ラボ研究員。やる気が入ると、ご飯を食べるのも寝るのも忘れちゃうタイプなので、たまに「ご飯食べなさい」と言われる。猫好き、酒好き、お絵描き好き。いずれは森に帰りたい。

 
 
 
 
 
 

注目のキーワード

#子育て・教育

幼児/小学/中学/高校
 
#仕事・ビジネス

 
#ライフスタイル
 

やる気ラボについて
 
感想・アンケート

  

ページTOPへ