子育て・教育

【お手伝いする子どもに育てる】(最終回)子どもの「お手伝いがしたい!」要求の上手な対処法

2019.12.17

【保護者のみなさまへ】
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。
お手伝いができる子になってほしいのに、いざ手伝ってもらうとイライラしちゃう…なんてよくあるお悩みですよね。お子さんが自分から進んで参加してくれるコツをご紹介します。「お手伝いする子どもに育てる」シリーズ最終回。
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子どもの「お手伝いしたい!」は忙しいときにやってくる

子どもが「ママのお手伝いをしたい!」と言って、自主的に家事参加をしてくれるのはとてもうれしいですよね。しかし、ママはいつでも余裕があるわけではありません。

子どもにお手伝いをしてもらえると、いつもの何倍も時間や手間がかかることも少なくありません。

そのため、急いでいるときや忙しいときは、つい「ママがやるからいいの!」「あとでね!」と、子どもの気持ちを振り払ってしまうことも…。

あとから、子どもの「お手伝いがしたい!」に応えてあげられなかったことに、罪悪感を抱くママも少なくないかと思います。

そこで今回は、子どもの“お手伝いがしたい欲求”の上手な対処法についてまとめました。

「何もしないで待ってて」はNG!小さなお手伝いを探してみて

忙しいときにかぎって、子どもに「なにかお手伝いしたい!」と言われた経験はありませんか?

ママとしては、正直なところ“何もしないことがお手伝い“と思うこともあるでしょう。そんな気持ちからか、「何もしないで待ってて!」と言ってしまいますよね。

ですが、「ママを助けてあげたい」という子どもの気持ちをむげにするような発言はよくありません。

どんな小さなお手伝いでも良いので、すぐに頼めるようなことをお願いしてみましょう。

小さなお手伝いは身近にたくさん転がっている!

子どもにお願いするお手伝いは、無理につくる必要はありません。身近にある、“ちょっとしたこと”でも、十分立派なお手伝いです。

たとえば、料理をしているときなら、コップをはこぶ、ふきんを持っていく、味見をする、ゴミを捨ててもらう。これはどれも立派なお手伝いです。

簡単な盛り付けもお願い

自分のことは自分で!お手伝いの役割を決めるのも◎

明日の幼稚園の準備も一つのお手伝い

「お手伝いがしたい!」と家事参加の意欲が芽生えてきたら、子どもに役割を与えてあげるのも1つの手です。自分に役割がわりふられることで、お手伝いが自然と習慣化します。

幼稚園や保育園に通っているのなら、帰宅後登園バッグの整理をして、翌日の準備をしてもらいましょう。

また、自分の洗濯物はたたんでしまう、食べた食器は下げるなど、自分の身の回りのことをしてもらえるようになるとママも助かりますね!

テーブルセッティングはちいさなお手伝い

まとめ

子どものお手伝いがしたい要求には、できるだけ応えてあげるようにママも心がけると、将来お手伝いを積極的にしてくれるようになります。

せっかく芽生えた家事参加の意欲ですから、小さなことでもドンドンお願いしましょう。

そしてお手伝いをしてもらったら、「ありがとう!助かったよ!」とたくさん褒めてあげることが大切です。

 

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この記事を書いた人


三木 千奈(みき ちな)

1990年生まれ、仙台出身。
3歳と5歳、2人の娘を育てながら、webライターとして活動中しています。
趣味は娘たちと美味しいスイーツを食べること!
毎日小さな幸せを見つけながら、楽しんでいます。

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