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【サイエンスに没頭し、世界を変える】インターナショナルスクール「Manai Institute of Science and Technology」2019年開設、第一期生募集

2019.02.7

【今回のポイント】
・2019年9月、サイエンスに特化したインターナショナルスクール誕生
・特徴は、生徒が科学研究にひたむきに打ち込めるよう、自主的な興味・関心を尊重する環境が整備されていること。
・既成の枠組みにとらわれない、“やる気”を引き出す環境では?

情報提供:PR TIMES



変革者を育てる、新しい教育機関

 2019年9月、市ヶ谷に、サイエンスに特化した新しいインターナショナルスクールが誕生します。その名は「Manai Institute of Science and Technology(以下:Manai)」。この2月より、第一期生の募集が始まりました。

 そのコンセプトは、「科学技術を武器に世界の課題を解決し、新たな世界を創造する変革者(Innovator)を輩出する」こと。知識を一方的に教えるのではなく生徒が自ら学び育つ場、“自分も世界を変えられる”と実感できる場を創る――そのような教育機関であることを目指しているとのことです。

 注目すべきは、この「変革者」を育てあげるために、既存の枠組みにとらわれない独特な教育プログラムを用意しているということでしょう。主なポイントは、次の四つです。
 

特徴1:半年間にわたり生徒の素質をさぐる入学試験

 同校の入学試験は、およそ半年の選考期間を設けています。これは、一発勝負の試験や面接で、生徒のもつ真の能力や可能性を判断することはできないという考えによるものです。

 第一期生では19年9月から生徒の選考を開始します。入学志望者は研修生として、同校のカリキュラムにそった研究中心の学習に従事。半年間の研究活動の様子、そして研究成果発表をもとに選考を行います。研究成果のほかにも、他者との違いを強みとする力、他者を巻き込む力、逆境においても活躍する力なども判断材料となるそうです。

特徴2:学費ゼロ! 「“Senpai”制度」で才能を育てる

 入学が決まった生徒たちには、学外メンター(Senpai)がアサインされます。Senpaiは、社会において生徒より先を歩む存在として、生徒の活動をさまざまな形で支援します。具体的には、支援生徒の交流関係、ネットワークの提供、そして学びのための財政支援です。この制度があるため、生徒側の学費負担はありません。学校で本気の研究生活を送る生徒たちにとって、このSenpaiたちの存在は、大いに頼りになる存在となるのではないでしょうか。
 

 

特徴3:生徒の自主性を尊重

 Manaiには、画一化されたカリキュラムや時間割がありません。また、一方通行の、知識習得のためだけの講座も行わないとのことです。あくまで、生徒が、主体的に学ぶことを重視。生徒は自らのリサーチにひたむきに没頭します。

 もちろん、壁にぶつかった時にはメンターがサポートします。また、同校が持つ世界中の研究者とのネットワークにより、豊富で良質な知識とリソースへのアクセスを可能にしています。生徒が自分自身の力を最大限に発揮できるように配慮された環境と言えそうです。

学習イメージ:※Manai(ISSJ)が開催した過去のプログラムの画像

 Manaiでは過去に同質のプログラムを実施していますが、自らの研究にひたすら熱中した若者たちは、時としておどろくような成果物を作り上げていきます。

学習イメージ:※Manai(ISSJ)が開催した過去のプログラムの画像

※リサーチプロジェクト例:「ナノ粒子を応用したB型肝炎の新治療法」(2018年Spring program参加者による研究)
 B型肝炎は、全世界で約3.5億人が持続感染しており、年間約70万人の死亡者を出す。しかし、B型肝炎に対する有効な直接的治療法は、未だ確立されていない。Nina Harano, Alyssa Kaye Ragasa, Anh Nhuの研究チームは、このウィルス性肝炎に対するナノ粒子を使った新たな直接的治療法を提案した。
 今回提案された治療法では、磁性を持つコバルトフェライト ナノ粒子をB型肝炎表面抗原 (HBsAg)のリガントを付与する官能基化を施し、直接肝臓に注射する。注射された官能基化されたナノ粒子は、HBsAgに結合する。そして磁場により、HBsAgに結合した磁性を持つナノ粒子を一部に集め、磁場の操作によりナノ粒子を振動させ熱を発生させる。発生した熱によりHBsAgを死滅させることにより、B型肝炎の直接的な治療を実現する。

 

特徴4:世界中が学びの場

 Manaiでは、教科書で学ぶことだけではなく、学んだことが実際に行われている企業・研究所へと足を運び、生徒の積極性や機動力、外部研究者とのコミュニケーション力を養う機会を与えています。生徒は市ヶ谷の「Manai Tokyo Base」だけではなく、研究内容に応じて提携する大学、研究所、企業をひんぱんに行き来します。また、国内に13の宿泊施設を運営している株式会社R.project(本社千葉・安房郡)が19年夏に開業する、千葉県睦沢町「旧瑞沢小学校プロジェクト(仮称)」施設内に、郊外学習施設「Manai Research Center」をオープンするとのことです。都心にある「Manai Tokyo Base」で生徒が立ち上げたプロジェクトを集中して実験をしたい時は、郊外にある「Manai Research Center」で合宿しながら研究に没頭することができます。

 

科学に没頭し、没頭から学ぶ

 サイエンスに興味・関心のある生徒にとって、自分の「やりたいこと」を伸ばすことに特化した環境は大いに“やる気”が引き出されるのではないでしょうか。同社では中高生に向けた夏季・春期学習プログラムの企画運営や、サイエンス学習に没頭できる学習施設「Manai Lab」の運営などにも携わっています。こうしたプログラムの数々にも、これからも注目していきたいところです。

 

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