仕事・働き方

【芸術】盲目の歌手の「夢」に共感して広がる輪。パラリンピック選手への応援歌。

2019.02.15

【芸術】【一般】
 家族に支えられ、歌い続ける盲目の歌手が応援歌を歌いました。たくさんの人々の共感でさらなるパワーを得て、パラリンピック選手の力となることでしょう。

情報提供:PR TIMES



広がる共感の輪 盲目の歌手によるパラ選手へ応援歌 3月9日にコンサート開催

11歳で視力を失った栗山龍太(りょうた)氏が長きに亘る活動の集大成として作詞・作曲した「リアルビクトリー」を、金沢少年少女合唱団と共に力強い歌詞と澄んだ歌声で会場に響かせる。

 


2019年3月9日(土)ラジオ日本横浜本社1階(神奈川県横浜市中区長者町5-85)のラジアントホールにて、盲目のシンガーソングライター栗山龍太(りょうた)氏(43)が相棒の盲導犬を引き連れ、コンサートを開催する。会場にはラジオ日本のリスナー100名を無料で招待する。金沢少年少女合唱団と共に、栗山氏が作詞作曲を手がけたパラアスリートへの応援ソング「リアルビクトリー」を熱唱する。


栗山氏を精神的に支えた音楽


栗山氏は大阪で育ち、3歳で緑内障を発症。症状は悪化し続け、頭痛と吐き気に苦しむ中、小学4年で眼球摘出を決断した。その間両親は離婚し、栗山氏は施設に入れられた。そんな状況の中、栗山氏を精神的に支えたのが音楽だった。
 栗山氏は横浜市の盲学校教諭として働き、現在は結婚して二人の子どもに恵まれた。家族に支えられながら歌手としての活動を続け、2018年4月にこれまでの活動の集大成として「リアルビクトリー」をリリースした。その力強い歌詞、透き通る歌声に、聴いた人の共感の輪は広がりを見せている。東京2020組織委員会の認証を受けたNPO法人絆プロジェクト2030からもパラリンピック応援イベントの公式曲に選ばれた。

 ​
今回共演する金沢少年少女合唱団は、2018年7月に開催された定期演奏会で初めてリアルビクトリーを曲目に加えた。当時、金沢少年少女合唱団の方から「この歌は大勢で歌うと一層引き立つ」と言われ、一人で歌うだけでなく、共演によって歌の魅力が増すことに気が付いた。それからは和楽器や手話を取り入れるなど、年齢やジャンルを超えた様々な方との共演を始めた。2019年3月9日にはラジオ日本主催のイベントで、リアルビクトリーを合唱で歌う魅力に気が付かせてくれた金沢少年少女合唱団との共演が再び実現する。

2018年12月26日橋本一郎氏の手話で聴覚障害の方にも歌詞を伝えた。

 
2020年のパラリンピック開催まで約1年半。開会式で千人の合唱団を作り、リアルビクトリーを歌いたいという栗山さんの「夢」に向かって、共感の輪は広がり続けている
 


 

2018年12月2日お琴奏者の熊谷和子氏と初めての共演の様子。


2018年12月27日の小島わかな音楽教室クリスマスコンサートでの合唱の様子。



■イベント名 「小鳩の愛~eye~プレゼンツ 栗山龍太コンサート」
イベントURL:http://www.jorf.co.jp/?topics=kobato-concert


■開催概要
主催: ラジオ日本
共演: 金沢少年少女合唱団
日時:3月9日(土) 午後1時開場 午後2時開演
会場: ラジオ日本 横浜本社1階 ラジアントホール (横浜市中区長者町5-85)
参加費:無料
参加申込: 住所・お名前・電話番号・観覧希望人数をお書きの上kobato@jorf.co.jp まで
締切り: 2月28日到着分まで
参加人数:100人
問合せ:03-3582-2351(平日午前10時~午後3時)

ページTOPへ