「婚活界の瞬間接着剤」荒木直美さん「“魅力の棚卸し”で婚活も人生も自分の良さを活かそう!」

「婚活界の瞬間接着剤」との異名を持つ婚活コーディネーターの荒木直美さん。荒木さんが取り仕切る婚活イベントではペア成立率が高く、これまで成立させたカップル数は約1800組。子どもの頃からの「世話焼き」な性分を活かし、いきいきと婚活サポートに邁進する荒木さんの姿を追い、自分らしい道を拓くヒントをうかがいました     荒木直美(あらき・なおみ) 1968年生まれ。長崎県出身。司会業をしていた2008年頃、「婚活」の言葉が世の中に広がり始めたのを機に「婚活コーディネーター」を名乗る。独自の恋愛&婚活レクチャーと実践プログラムが好評。フジテレビ「セブンルール」や全国紙「週刊女性」でもその職人技が紹介される。「目指すは日本の恋愛温暖化」をモットーに、現代の若者目線の出会いを創り、結婚を応援する。 ホームページ:荒木直美オフィシャルサイト|ラブカツYouTube:荒木直美の婚喝チャンネルnote:アロンアルファ荒木直美 Follow @vXM0llr68vMQmKQ   目次〈タップして表示〉 「結婚がゴールじゃない」人生設計に添って婚活支援 世話焼きな性分と司会が合わさって婚活サポートの道に 楽しく愉快に!自分の良さを出して人の良さを引き出す 自分の良さがわからない人はまず「魅力の棚卸し」から   「結婚がゴールじゃない」人生設計に添って婚活支援    ――荒木さん、早速ですが「婚活界の瞬間接着剤」ってすごい呼び名ですね(笑)。   そうですね(笑)。他にも、「婚活界の松岡修造」とか「歩くカップル製造機」なんて言われることもあります(笑)。   ――それほど人と人の縁を繋ぐのがお上手ということですね!   自分で言うのもなんですが、私がコーディネートさせていただく婚活イベントでは、カップル成立率が50%に達することが多いです。一般的には20%くらいなんですけどね。     ――いったいどんな技を使われているのでしょう…?   技といいますか、とにかく全力で応援させていただきます!そもそも結婚ってマストじゃなくて、してもしなくてもいいんですよ。ソロがいいならそれでもいいんです。婚活イベントでも「もし親御さんに言われて参加したんだったら無理しなくていいですよ」と伝えています。でも結婚したい人、したいのにひとりではきっかけがつかめないという人は放っておけない! ジムのトレーナーのように、世話を焼かせていただきます(笑)。   ――具体的にどんなレクチャーをされているんですか?   個別にカウンセリングを行なったうえでまず、「結婚がゴールじゃない」ということや結婚後の人生についてお話しします。そうやってみなさんに各々のライフデザインを思い描いてもらうんです。 婚活って「人生の防災」ですから、先のことを想像したときにどこでどんな人とどんな暮らしをしていたいかや、親の介護や自分の不調など人生の壁にぶつかったときどうするかなどを考えることで、スタートを切ってもらいます。 そして一通り想像を巡らしていただいたところで、「先延ばしは自滅の刃!」とみなさんのやる気に火をつける(笑)。   ――「先延ばしは自滅の刃」(笑)。   みなさんね、夏休みの宿題と一緒で結婚も何かと先延ばしにしがちなんですよね。結婚願望はあるのに「いずれは」という言葉がついちゃう。 最近「晩婚化」って言葉がありますよね。たしかに相手選びに取り掛かるのが遅い人が増えています。ただ、「晩婚化」という言葉に安心して引き延ばしにした結果、未婚化が進むという事態も起こっているんですよ。 また厚労省の「人口動態調査」に、結婚した人たちは何歳で結婚したかという結婚のピークがわかるデータがあるんですが、もう何年も結婚のピークは20代なんですよ。この事実を知ると、先延ばしにするほど結婚が難しくなって自分の首をしめてしまうことがわかりますよね。   ――「晩婚化」をよく聞く一方で、早くに結婚している方が多いんですね。荒木さんが応援されてきた方々で結婚に至った方には、何か共通点はあるんでしょうか?   そうですね、自分に合う人を見つけるのって本当に難しいことなんですが、結婚された方々には「根拠のない自信」があって固定観念がなかったかと思います。 婚活していると根拠のない不安に振り回されてしまう方もいるんですよ。「はげているから上手くいかないんだ~」とか。むしろ「はげていますけど何か?」と前向きな姿勢の方のほうがスムーズに活動されている印象があります。 また固定観念にとらわれて考えすぎてしまう方もいて。それってすごく残念だと思います。いつどこでどうやっていい人に出会うかわからないんだから、先入観で凝り固まってご縁を逃してしまうのではもったいない! 私が関わらせていただいたカップルのなかには、2か月間オンラインでデートを重ね、初めて対面したその日にプロポーズして結婚された方々もいるんですよ。この方々はオンラインだから、一度も会っていないから、ということに全然とらわれていなかったように思います。きっとオンラインで交流したときの印象や会ったときの気持ちを大事にして結婚を決められたんじゃないかなと。   世話焼きな性分と司会が合わさって婚活サポートの道に   ――応援していた方が結婚されるとやっぱりうれしいですか?   ええ、結婚したい人が愛する人と巡り合って結婚できたなら、こっちもうれしくなっちゃいます。私って昔からこうで、誰かが困っていると放っておけない質だったんですよ。 … Continue reading 「婚活界の瞬間接着剤」荒木直美さん「“魅力の棚卸し”で婚活も人生も自分の良さを活かそう!」